私は、日本のものづくり産業に対して批判的な論説を書くことが多いので、ものづくりそのものに対して反対していると思われるかもしれません。しかし、実際は全く逆です。
    私は、「ものづくり大好きです派」です。

　その証拠として、私自身がどんなものづくりをやっているかを紹介します。

　この写真は、私が「第１秘密基地」と呼んでいる場所で、私のものづくり工場です。

　駐車場の一角を改造しただけですが、次に何を作ろうか？作ったものをどう改良したらよいか？なかなかうまくいかないものを、どういう仕組みにしたらよいのか？などと考えているときが、私の至福の時間です。

　歴史的にいうと、作ったのは10年ほど前。下の写真は、設立直後の状況です。まだ道具置き場を作っただけの状況。

いろいろな部材等が搬入されて、次第に整備されていったところ。いまのごたごたした状態に比べると、信じられないほどすっきりしています。

　最初はこういうものを作りました（下の写真の右下に見えている床）。

　　つぎにパーゴラに挑戦。電動ドリルを振り回して作業中。塗装も自分で行いました。

　構造はうまくできたのですが、土台がしっかりせず、時間が経ってがたついてしまったため、撤去せざるをえなくなりました。この時に使ったラワンの部材は、いまはいろいろなところで柱として再利用されています。

　「ひみつきち」は、この他にもあります。ここで何が行われているかを、順次紹介することにします。