【欧州レポート】国際機関が抱えるブロックチェーン活用の悩みとは?
ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。
コラボゲートでは6月3日に「個を中心とした新しいビジネスと採用の未来 」というテーマでイベントを行います!是非ご参加ください!
今回はユネスコ全体で考えるブロックチェーンに対する話です。
イベント内容に入る前に、今回のカンファレンスで同時進行で行われたプレゼンテーショングラフィック。
各スピーカーがプレゼーションやパネルでセッションで発言する内容に合わせて、グラフィックにまとめてくれています!
こちらはプロの仕事ですね!
次にUNESCOのプログラム関連の統括を務めるDorothy Gordon氏から国際機関としてのブロックチェーン技術に対する期待の話。彼女はクリエイティブコモンズのアドバイザリーとしても参画しています。
彼女とはこの後のランチで同席し、国際機関が抱えるブロックチェーン導入に対する課題と解決策に関して議論を行いました。
特に問題点として、「何故ブロックチェーンを活用するべきなのかを各国際機関が理解できておらず、今後教育が必要」とおっしゃっていたのは非常に重要なポイントです。
これは、国際機関だけでの課題ではなく産業全体に言えることでブロックチェーンという言葉ばかりが先に出てしまうのはあまりよくない傾向だと思います。
私たちもコラボゲートで一緒に考える機会を作っていますが、ブロックチェーン自体の技術の話だけにフォーカスするのではなく、技術を通して社会全体にどのような価値を提供してくのかというのが、これからのフェーズとしては必要になってきます。
ここで初めて気づいたことが、まさかの自分のネームプレートが「Kohei KURIBARA」になっていたということ。。
主催者の方には色々と調整でお願いしてしまったので、ご迷惑おかけしました。。
その後は、パネルのセッションに移ります。
OECDからはブロックチェーン分野のトップCaroline Malcolm氏、IBMのLuca氏など実際にブロックチェーン技術を導入する際の課題点に関して話をしています。
昨年末までは、技術系、プロジェクト系のカンファレンスが数多く開催されていましたが、ここに来て国際機関や国、大企業など様々な分野から技術の実装への関心が高まりつつあります。
一方で、その技術実装の場や教育機会が未だに追いついていないというのが世界的な現状ではあるので各国の組織と協力し、そのギャップを埋める活動をして行く事は、世界的に重要なミッションになりそうです。
ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!