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安倍首相の頭のなか。民主主義とポピュリズム。

緊急事態宣言、そして東京ロックダウンは確実にやると思います。時間を掛けているのは、オリンピックの時と同じで、周りの声に押されて安倍首相がリーダシップを発揮したという形にして支持率を上げたい。熱湯風呂で押すな、押すなといっているのと同じw

官邸にとって一番重要なKPIは国民の支持率。やって上がるならやる。下がるならやらない。残念ながらそういうもの。この1-2週間で大きく風向きは変わった。多くの国民はやることによる経済打撃より、やらない医療崩壊のリスクをより重要と考え始めてる。なのでロックダウンをやると支持率は確実に上がる。

一方、サヨク勢力から安倍強権政治で叩かれ続けた歴史があるので、国民の権利を一部縛る緊急事態宣言を自分たち主導でやりたくない。なので、先ずは小池さんにプチ緊急事態宣言をやって貰って国民の支持率を確認して(見返りとして都知事選での全面支持) 日本医師会(最大の支持基盤)からロックダウンの要請を出してもらって、後は専門家会議にリスクが高まってるからやるべきというお墨付きをもらう。そのプロセスを踏んでいっている。流石に歴史上に残る長期政権を築いてるだけあってこの辺は上手い。後は緊急事態宣言のタイミングで大型の緊急経済対策を打ち出したい。その取りまとめを急いでる。

これが現状だと思う。緊急事態宣言からのロックダウンをするリスクとしないリスク(支持率が上がるか下がるかの)。それを考えると絶対にやる。本当に国民のことを考えているリーダーなら、KPIは経済の打撃を最小限に抑えつつも、安全は絶対に守る。そのギリギリの戦いをやる。だけど、安倍政権のKPIは支持率… 究極のポピュリズム。まあ民主主義ってそういうもんかも… 

3日か4日に安倍晋三が緊急事態宣言で6日から東京ロックダウン。緊急経済対策が押してしまうと数日ずれる。けど、今週、来週のどこかでの緊急事態宣言、そして数日後のロックダウンはほぼ確実だと思う。

民主主義下におけるリーダシップについて色々と考えてしまう。国にとって必要なことをやるのか国民が望むことをやるのか。今回のコロナは独裁的政権の方が今のところ対応が上手くいっている。民主主義の底力見せつけたいですね!

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