Finder.comが2月に実施した仮想通貨に関する調査によると、アメリカ人全体の8%に当たる、およそ2600万人が仮想通貨を購入したことがあることが分かった。

 調査では、まだ仮想通貨を購入したことがない92.05%のうち、およそ8%が今後購入を予定していると回答した。

 仮想通貨所有者の男女比は、男性が女性より2倍以上多かった。また、保有する仮想通貨の価値でも、男性の方がより多額だった。世代ごとにみると、ミレニアル世代の保有者は17.2%、ベビーブーマー(第2次世界大戦終結直後)世代は2.24%だった。

The proportion each generation who have bought crypto

 ベンチャーキャピタルのブロックチェーン・キャピタルが昨年12月に実施した調査では、ミレニアル世代が伝統的な貯金よりもビットコイン(BTC)を好むという結果が出ていた。

 調査ではアメリカ人が仮想通貨を購入しない理由についても質問した。男女共に大多数が「購入する必要がない、または興味がない」と答えた。一方、「手数料がかかりすぎる」という回答は男女共に最も少なかった。

 仮想通貨はバブルまたはペテン」と考えている人の割合は、女性に比べて男性が2倍以上いた。「使うのが難しすぎる」「複雑すぎて理解できない」と考えている人の割合は男女共に同じだった。

Reasons why people aren't buying cryptocurrency

 仮想通貨を購入しない理由は、世代によって異なる。

Reasons why people aren't buying cryptocurrency

 アメリカの成人に最も人気のある仮想通貨はビットコインだ。4%差でイーサリアムが2位、3位には1%未満の差でビットコインキャッシュ(BCH)が続いた。

 

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