仮想通貨取引所コインベースが、同社決済サービス「コインベース・コマース」において、仮想通貨決済企業サークルのステーブルコイン「USDコイン(USDC)」をサポートすると発表した。加盟店は、取引手数料なしでUSDCによる支払いを受け入れ可能という。コインベース公式ブログの5月20日投稿で明らかにした

公式ブログによると、コインベース・コマース加盟店は、取引手数料なしでUSDCによる支払いを受け入れ可能という。「クレジットカード決済とは異なり、加盟店は、地理的な制限や従来の銀行口座を必要とせずUSDCを受け取れる」と説明した。

コインベースは、ステーブルコインを受け入れることで、法定通貨などの裏付けがない仮想通貨の(価格変動率が高い)ボラティリティ特性を回避しながら、加盟店は仮想通貨からの恩恵を受けられると述べた。

コインベース・コマースは、2018年2月に開始された仮想通貨決済導入サービス。同サービスを利用することで、加盟店は、従来の現金決済や主要な電子商取引の決済オプションなどと統合・追加しつつ、複数種類の仮想通貨による決済が可能となる。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版