仮想通貨スタートアップ企業、ブロックステールBTMは、ナイジェリア全国にビットコイン(BTC)ATMをさらに30台以上設置する計画だ。4月1日に地元メディアのブロックニュースが報じた。同社はすでにナイジェリアの大都市ラゴスにATMを設置している。
同社の創設者兼CEOのダニエル・アデクンル氏は、地元メディアに対し、以下のように述べている。
「ナイジェリアは、仮想通貨関連の法律が不透明ではあるが、仮想通貨トレーダーがアフリカで最も多い国だ」
ブロックステールは、同ビットコインATMを中国・深セン市拠点のテック企業と提携して開発したとしている。
ナイジェリアはアフリカで、ビットコイン取引量が最大だが、ビットコインATMを導入する8番目の国となる。
CoinATMRadarによると、南アフリカに7台、ガーナに2台、ボツワナ、ジブチ、ケニア、ウガンダ、ジンバブエに各1台設置されている。
LocalBitcoinsでのここ数週間のナイジェリア・ナイラとBTCペアの取引量は、約220BTC(約138万ドル=1億4800万円相当)だった。それでも、2019年9月のKYC(顧客確認)強化で半減したとしている。
また、グーグルトレンドによると、ナイジェリアは、グーグルの「Bitcoin」検索で常にトップで、第2位のオーストリアとも2倍近くの差がある。アフリカからは南アフリカとガーナが3位と5位につけている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン