ダウ・ジョーンズ・リスク&コンプライアンスは、イーストネッツと提携し、リアルタイムのブロックチェーン基盤の監視リストフィード構築した。

この監視リストは、ビジネス取引の際に高リスクの第三者を特定し、規制コンプライアンスを維持するのに役立つ。従来、こういった監視リストを手動で更新しなくてはならなかった問題を解決でき、サイバー犯罪者から情報を守ることができるとしている。

イーストネッツのチーフストラテジーおよび商品オフィサーのデーヤ・イナブ氏は、以下のように述べている。

「適切なソリューションの構築およびテストには課題があったが、我々は、コンプライアンスに準拠した主要機関に常に積極的に使用されるリアルタイムの安全な監視リスト更新ソリューションで業界を先導することを嬉しく思う」

発表では、具体的な機関名はなかったが、既に28の金融機関が導入していることを明らかにしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン