著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

8日のビットコイン(BTC)対円相場は1.86万円高(+ 2.38%)の80.3万円と、節目の80万円を回復し前日の下げ幅を掻き消した。東京時間のこの日の相場は、半減期を控えたビットコインキャッシュ(BCC)と、明日に半減期を迎えるビットコインSV(BSV)主導でBTCも連れ高とり、一時は81万円を目指すも、欧州時間にはセル・ザ・ファクトを警戒した売りが入り、BCC半減期直前には上げ幅をほぼ掻き消した。一方、BCCの半減期完了後に顕著なセル・ザ・ファクトは入らず、安心感から買いが戻った。その後も、ステーキングコインのテゾス(XTZ)とチェーンリンク(LINK)の相場上昇が支援材料となり、BTCは80万円を回復した。

続きはこちら

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。