中国のEC大手であるJD.com(京東集団)は、毎年恒例のカンファレンスに特別な非代替性トークン(NFT)を導入することで、NFT業界に飛び込もうとしている。

現地メディアの報道によれば、JD.comは独自のブロックチェーンプラットフォームを使い、北京で開催されるカンファレンスJDD2021の参加者に記念NFT証明書を配布する。

具体的には、JD.comは、ウィーチャットのミニプログラムを通じて、11月22日までの間にJDD2021にサインアップしたすべての人にNFTを無料で発行するという

報道によると、NFTは7つもタイプが用意されており、それぞれJDDカンファレンスでの異なるフォーラムを表す画像が使われているという。

イベントにサインアップしたユーザーは、友人にサインアップするように招待することで、より多くのNFTを取得することができる。「1人の登録に成功するたびに、7つのNFTがすべてそろうまで、新しいNFTが追加される」という。

JDD2021は11月22日に開催され、人工知能や技術イノベーションに関するパネルを特集するという。

中国では大手企業が相次いでNFTプロジェクトを発表している。小売大手のアリババやテック大手のテンセントなどがNFT関連で取り組みを進めている。