ビットコイン(BTC)は再び買いが入るようになり、売り手からの流動性を吸収し始めているようだ。

またオンチェーンデータ分析のCryptoQuantによれば、ビットコイン取引所における準備金の額が再び減少し始めている。

トレーダーはこれまでBTCを取引所に送金していたが(さらなる損失を防ぐためBTCを売却することに備えた動きだろう)、現在は取引所へのBTC流入よりも流出の方が多くなっている。

12月7日~28日の間、21の取引所においてBTCの準備金は239.6万BTCから242.8万BTCにまで増加した。

その後、取引所でのBTC準備金は減少に転じており、今週月曜の時点では236.6万BTCにまで減少した(スポット価格は6か月の安値となったが)。

Bitcoin exchange reserves vs. BTC/USD chart. Source: CryptoQuant

一方で、CryptoQuantのキ・ヨンジュCEOによれば、古参のクジラはいくらかの焦りがあったようだ。このタイミングでクジラが「新しいプレイヤーにBTCを売却したようだ」と、同氏はツイートで指摘している

またCC15Capitalがツイッターで指摘するように、新たに大量のBTCを購入する動きも出ている。それによれば、1つのウォレットから数百万ドル相当のBTCの購入があるようだ。このアカウントは、8月以降、BTCの買いを続け、10億ドル以上のBTCを蓄積している。