ビットコイン（BTC）は、9月の月足終値で2万ドルを維持できず、あるトレーダーは新たな下げの前に上昇があると見込んでいる。
トレーダーの2万500ドル上値目標は変わらず
コインテレグラフ・マーケッツ・プロとトレーディングビューのデータでは、BTC/USDは1万9400ドル付近で9月を終えた後、下げ止まった。
月足チャートは10月1日に上昇することができず、オンチェーンデータリソースCoinglassのデータによると、BTC/USDはこれまでのところ「アップトーバー」でさらに0.7％減少している。
マクロ市場の悲惨な金融データは、リスク資産の下落に貢献し、仮想通貨トレーダーの間では、見通しが暗いままだ。
人気ツイッターアカウントIl Capo of Crypto氏は、20,000ドルを超えるリターンがまだ可能であるが、20500ドルをタッチした後にはるかに大きな下落があるだろう、と予測した。
仮想通貨取引所FTXで192,000ドル相当の買い付けが順調に進んでいることを指摘し、短期的な上昇に貢献する可能性があると主張している。
それでも、執筆時点では、BTC/USD は、低いタイムフレームのボリンジャーバンドの引き締めが示唆するように、週足のクローズに向けてボラティリティが生じる可能性があるようだ。
それにもかかわらず9月終値は、Cubic Analyticsのシニアマーケットアナリスト、Caleb Franzen氏が強調したように、2018年の弱気市場に匹敵するビットコインの連敗を継続した。
「ビットコインは平均足で10ヶ月連続で下落して9月を終えた」とツイッターに投稿し、こう続けた。
「これは、2018年2月から2019年3月まで14本の赤いローソク足を生み出した2018年の弱気相場以来の長さだ。各弱気相場は、前回よりも長くなっている。」
