著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

・アノマリーどおりとなった1月相場

先月のレポート(Daily Market Report 2022/12/27「11%の下落も視野に?年末年始のアノマリーがビットコインにもたらす影響は」参照)では、米国株式とBTC/USD(ビットコイン)の相関関係が高い相場環境となれば、米国株式に連れられる形でBTC/USDも1月効果による上昇の恩恵を受けることができる可能性を確認した。

本日のレポートでも、引続きビットコインと米国株式に着目しつつ、今年のビットコインの行方を足元のリスクを点検しつつ記載してみる。

上図は、2023/1/3から現在までのNDX(ナスダック100指数)日足チャート及び2023/1/1から現在までのBTC/USD日足チャートと両者の相関係数を表示したものである。

上図の通り、NDXは1月頭から約7.9%上昇、NDXとの相関関係を取り戻したBTC/USDは約38.3%上昇した。

FRB(米連邦準備理事会)による利上げペース鈍化への市場期待などといったポジティブサプライズもあり、今年の1月相場は「1月効果」のアノマリーどおり上昇相場となった。

続きはこちら