暗号資産交換業者の登録審査に係る
「質問票」の改訂について

 
　暗号資産交換業者の登録審査においては、各事業者における登録に向けた予見可能性を確保し、登録審査プロセスの透明性の向上に向けて、平成30年10月に「仮想通貨交換業者の登録審査に係る質問票（以下「質問票」）」を公表した。
 
　昨年、「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」が成立・公布され、本日（令和２年４月３日）、その関係法令等について、パブリックコメントの結果を公表したところ、改正法令等を踏まえ、質問票も改訂したので公表することとした。

暗号資産交換業者の登録審査に係る質問票

　また、今回の改訂では、改正法令等の反映ほか、これまでのモニタリングや登録審査等で蓄積した知見等を踏まえ、重点的にリスク管理が求められる項目を中心に態勢面の審査をより効率的に行えるよう、質問項目を統廃合するなど内容を改訂している。
 
　なお、登録審査については、今後、認定協会との連携をより強化して、対応していくことを予定している。
 
　金融庁としては、今後も、登録審査における透明性等の向上に向けた取組みを継続的に実施し、効率的かつ適切な登録審査を進めていく予定である。
 
 

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