中国人民銀、デジタル通貨使用のシミュレーションを実施-関係者
Bloomberg News
更新日時
-
現金との交換や残高確認、支払い、送金がパイロットプログラム機能
-
関連銘柄が16日上昇-広州広電運通金融電子は一時9.6%高
中国人民銀行(中央銀行)はデジタル通貨の使用実験実施を一部の市中銀行に認めた。事情に詳しい関係者が明らかにした。世界の主要中銀よる初のデジタル通貨発行に向けて一歩前進した。
江蘇省蘇州と河北省雄安、四川省成都、広東省深圳で人民銀デジタル通貨が使用されているというシミュレーションを複数の国有銀行が行っている。この問題について公に話す権限がないとして関係者が匿名を条件に語った。

関係者の1人によると、現金とデジタル通貨の交換や口座残高確認、支払い、送金が「パイロット」プログラムの機能に盛り込まれている。研究はなお続いており、こうした機能の変更はあり得るという。人民銀に電子メールでコメントを求めたが今のところ返答はない。
16日の中国株式市場では、デジタル通貨関連銘柄が上昇。広州広電運通金融電子は一時9.6%高。同社がデジタル通貨向けのハードウエアウォレットを開発していることを明らかにしたと中国紙の証券時報が同日伝えた。
関連記事 |
---|
原題:China’s Central Bank to Run Simulations of Digital Currency Use、Firms with Ties to Digital Currency Rise After PBOC Trial News(抜粋)
(16日の中国関連株動向を追加して更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE