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Crypto Garageへの出資とデジタルアセットカストディ事業の共同展開に向けた基本合意書締結について
2021年10月20日
野村ホールディングス株式会社
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は株式会社デジタルガレージ(代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林郁)の子会社で、フィンテック分野におけるブロックチェーン金融サービス事業を展開する株式会社Crypto Garage(クリプトガレージ、代表取締役:大熊将人、以下「CG」)の第三者割当増資を引き受けることで合意し、あわせてデジタルアセットカストディ事業の協業の検討に向けた基本合意書を締結しましたのでお知らせします。
CGは、国内外の暗号資産取引業者向けに「SETTLENET」などのブロックチェーン関連決済プラットフォームや付随するサービスを提供しています。2021年6月には、国内暗号資産交換業者とカバー業者間の取引を媒介するサービスを提供するために、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者として関東財務局への登録を完了しています。
当社はCGへの出資を通じ、同社の機関投資家を対象とした暗号資産ビジネス・プラットフォーム開発を推進していきます。また、今回の出資にあわせて、CGと当社、当社が出資するKomainu社の三者間で、日本国内でのデジタルアセットカストディ事業の協業の検討に向けた基本合意書を締結しました。今後、Komainu社が保有するデジタルアセット※のカストディインフラを活用し、法人向けのデジタルアセットカストディサービス等の事業開発を推進していきます。
野村グループは、ブロックチェーン技術を活用した取引基盤を提供する株式会社BOOSTRYや、デジタルアセットのカストディサービスを提供するKomainu社などを通じて、デジタルアセットのバリューチェーン上にサービスやプロダクトを構築しながら、従来の金融の枠にとどまることのない、新たな付加価値の提供を目指していくことで、真に豊かな社会の創造に貢献していきます。
暗号資産やセキュリティ・トークンをはじめとする、分散台帳技術等を活用して保有されている資産のこと。