米国最大の仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、16日、機関投資家による仮想通貨投資の本格参入説に太鼓判を押した。
アームストロング氏は、機関投資家による仮想通貨投資は2019年の明らかなトレンドと指摘した。
「機関投資家が仮想通貨を採用するかどうかは12ヵ月前は未解決問題だったが、今はその答えを知っていると言って良いだろう。現在、機関投資家の顧客から1週間に2億ドル~4億ドル(約212億円~424億円)の資金が預金口座に入ってきている」
アームストロング氏のツイートは、他の大手仮想通貨取引所トップの発言と対照的だ。
バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、先月、「今年、機関投資家の参入が恐ろしいほど増加したわけではない」と発言。バイナンスの取引高の約60%が個人投資家によるものと明かし、個人投資家主導の相場であるという見方を示していた。
またビットメックスのアーサー・ヘイズCEOも先月、JPモルガンやゴールドマンサックスといったいわゆる機関投資家がビットコインを本格的に始めたとは思わないと話していた。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版