ビットコイン、一時2000ドル超の急落 規制強化観測
代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン価格が26日急落した。調査会社コインマーケットキャップによると26日夕時点で1万7000ドルを割り込み、1日の下落幅は一時2000ドルを超えた。米国で暗号資産に関する規制が強化されるとの見方が出たのがきっかけとみられている。
ビットコイン価格は新型コロナウイルス禍直後に5000ドル弱に下落した後、仮想通貨バブルの2017年12月の過去最高値(約2万ドル)目前まで急騰していた。
マネックス証券の大槻奈那チーフ・アナリストは「コロナ下での上昇が急だっただけに調整は必至というのが市場の認識。ささいなきっかけがバブル最高値圏で買った投資家など売り方の背中を押した」と指摘する。
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