ビットコイン版恐怖指数に初取引、ボラティリティー巡る賭け可能に
Joanna Ossinger-
指数はビットコインの30日間の予想ボラティリティーに基づいている
-
ボラティリティーを別個の資産クラスとして取引できるようになる
米国株市場の「恐怖指数」として知られるボラティリティー指数VIXのビットコイン版に、初のオプション取引があった。
指数を運営するT3の発表によると、ビットコインの30日間のインプライドボラティリティー(IV、予想変動率)に基づくT3i・BitVol指数のコールスプレッドが取引された。クオンツ暗号資産運用会社のレッジャープライムがマーケットメーカーを務め、取引相手方は大手の暗号資産マクロ運用会社だったという。
T3インデックスのサイモン・ホー最高経営責任者(CEO)は、暗号通貨の投資家が「ボラティリティーを別個の資産クラスとして取引できるようになる」と述べた。
昨年7月に開始されたBitVol指数は取引可能なビットコインオプションに基づいて算出され、同通貨のボラティリティーに関する市場の見通しを最もよく捉えるように設計されているという。
原題:VIX-Like Gauge for Bitcoin Sees Its First-Ever Options Trade (1)(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE