日本の交換業者発、騰勢ビットコインに2つの売り圧力
フィンテックエディター 関口慶太
日本の暗号資産(仮想通貨)市場に交換業者発の2つの売り圧力がかかっている。最大手ビットフライヤー(東京・港)の証拠金取引の解消問題と、QUOINE(コイン、東京・千代田)のハッキング被害に伴う顧客資産の流出だ。足元で回復しつつあるビットコイン価格の重荷になりそうだ。
「1000億円程度の売り圧力になる可能性がある」。仮想通貨業界が気をもむのがビットフライヤーの第1種金融商品取引業の登録の行方だ。...
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