米2番目のビットコイン先物ETF上場-第1号と比べ静かなデビュー
Katie Greifeld、Vildana Hajric-
「バルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF」が22日に上場
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取引初日の出来高は310万口余り、売買代金は約7800万ドル
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暗号資産(仮想通貨)ビットコイン先物に連動するものでは米国で2番目となる上場投資信託(ETF)が22日に上場した。3日前に上場した米国初のビットコイン先物ETFに比べると若干注目度が低いデビューとなった。
「バルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF」(証券コードBTF)は取引開始時の25ドルから2.8%下落。出来高は310万口余り、売買代金は約7800万ドル(約88億5500万円)となった。ビットコインは20日に6万7000ドル弱と、過去最高値を更新していた。
19日に上場した「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF」(BITO)の取引初日の売買代金は過去2番目の規模となり、バルキリーにとってハードルは高くなっていた。BITOの運用資産はわずか2日間で10億ドルを超えた。
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「BITOにお株を奪われたと思う。今回はずっと静かな上場となった」と指摘した。
原題:
Second U.S. Bitcoin Futures ETF Makes Lower-Profile Debut (2)(抜粋)