米が対ロ制裁対象に暗号資産採掘業者…ドル決済を可能にしていた民間銀行も

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 【ワシントン=山内竜介】米国のバイデン政権は20日、ウクライナに侵攻したロシアに対する追加制裁を発表した。制裁対象に暗号資産(仮想通貨)マイニング(採掘)業者を初めて指定したほか、制裁逃れのドル決済を可能にしていた民間銀行も対象に加えた。米国内の資産を凍結し、米国との取引を禁じる。

 米財務省によると、制裁対象とした暗号資産採掘業者ビットリバーは世界3位の規模。暗号資産は制裁の「抜け穴」となる恐れが指摘されている。トランスキャピタルバンクは中国や中東の複数の銀行と取引し、制裁を発動されたロシアの企業や個人のドル決済を手助けした。

 今回の追加制裁は、20日にワシントンで開かれた主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催中に発表された。会議に参加したロシアに圧力強化を示す狙いもあったとみられる。

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2941422 0 経済 2022/04/21 22:11:00 2022/04/21 22:11:00 2022/04/21 22:11:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220421-OYT1I50190-T.jpg?type=thumbnail

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