アジアで最大規模のATM製造業務を有する韓国のヒョースン社(曉星)が、同社の販売するATMの海外市場向けモデルにビットコイン売買機能を搭載する予定であることがわかった。同社のグローバルATM市場占有率は10%強で、北米市場に強いとみられている。

 

 

 ヒョースン社はスカイプ等への投資で知られるティム・ドレイパー氏が出資するコインプラグ社との連携し、韓国国内におけるビットコインの普及に努めてきた。

 14年には韓国国内向けATMにビットコインの出金や売買機能を搭載。この結果、同国ではコインプラグ社のアプリを使えばほとんどのコンビニや地下鉄でビットコインを売買することが可能だ。

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 ヒョースン社は同様の機能を米国や欧州市場向けATMにも投入する予定という。

 ビットコインを扱うATMが増えると、一般の消費者の間で仮想通貨が浸透していく可能性がある。