スイスの銀行ボントベル、ビットコインの「ミニ先物」上場へ

スイスの銀行ボントベル、ビットコインの「ミニ先物」上場へ
 11月16日、スイスの銀行ボントベルは、仮想通貨ビットコインの売り持ちを可能にする2種類の「ミニ先物」を17日にスイス証券取引所に上場すると発表。10月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)
[チューリヒ 16日 ロイター] - スイスの銀行ボントベルは、仮想通貨ビットコインの売り持ちを可能にする2種類の「ミニ先物」を17日にスイス証券取引所に上場すると発表した。投資家は価格変動の激しいビットコインのヘッジ取引などに利用できる。
ミニ先物は、先物とオプションの性格を併せ持つデリバティブで、通常の先物よりもかなり少額で取引が可能。
ボントベルが16日公表したタームシートによると、ビットコインの価格が10%下落した場合、1つ目のミニ先物の価格は約6%、二つ目は約10%それぞれ上昇する仕組みだという。
ビットコインは今月に入って値動きがかなり不安定化し、8日に過去最高値を更新した後、先週にはそこから最大29%も急落。過去4営業日で再び33%強反発している。

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