米商品先物取引委員会は12月1日、CMEグループとシカゴオプション取引所(CBOE)によるビットコイン先物契約取引の取り扱いを承認したと発表したこれによって予定通り今月から同取引所でビットコイン先物契約取引が可能になる。

 同時に、米キャンターフィッツジェラルドの子会社であるキャンター取引所でもビットコインのバイナリーオプション取引が可能になることも明らかになった。

 これを受け、元リーマンブラザーズのトレーダーは「どんちゃん騒ぎ」が始まるとコメントし、相場が盛り上がっていくことを予測した。

 また、仮想通貨界の著名アカウントによるビットコイン先物認可を喜ぶ声も多く聞こえた。

 このニュースをうけ、反落していたビットコイン価格は急回復。本日本語記事作成時点で11140ドルをつけている。

 米デジタルカレンシーグループのバリー・シルバートCEOは米CNBCとの取材の中で、ビットコイン先物の承認を「ビットコインETFやその他の承認につながる動き」とする一方で、現時点で「イーサリアムクラシックやZCashなどに分散投資すべきだ」とコメントしている。

 イーサリアムクラシックは過去24時間で20%上昇している。