ICOトークン「コムサ」が上場 初値大幅高も値動き荒く
仮想通貨の技術を使ったICO(イニシャル・コイン・オファリング)と呼ばれる資金調達に伴い発行したトークン「COMSA(コムサ)」が4日、テックビューロ(大阪市)が運営する仮想通貨取引所「Zaif」に上場した。ブロックチェーン「NEM(ネム)」を利用したトークンは売り出し価格(約112円)を大きく上回る2000円で初値をつけたが、5日時点では157円前後で推移している。
上場初日の4日はアクセスが集中し、初値を含む価格情報の確認がしづらい状況が続いていた。資金決済法では、法定通貨と相互に交換できるものを「仮想通貨」と定義しており、コムサは仮想通貨としての扱いとなる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕