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ビットコインキャッシュ、第2の仮想通貨に浮上間近-イーサ抜く勢い

  • コインベースがビットコインキャッシュの取り扱いを開始
  • ビットコインが最大の仮想通貨でなくなる日が訪れる-バー氏
Cables are attached to an application-specific integrated circuit (ASIC) device and power unit, manufactured by Bitmain Technologies Inc..

Cables are attached to an application-specific integrated circuit (ASIC) device and power unit, manufactured by Bitmain Technologies Inc..

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

追う者が後ろから追いつかれそうになっている。

  イーサはビットコインに次ぐ第2の仮想通貨としてその背中を追っていた。しかし8月にビットコインから分裂して誕生したビットコインキャッシュが今やイーサを追い抜こうとしている。

  イーサ関連技術の信奉者らは何カ月も、イーサの時価総額がビットコインを追い抜く日を心待ちにしてきた。しかし取引所のコインベースが19日にビットコインキャッシュの取り扱いを開始してからその価格は62%上昇。コインマーケットキャップ・ドット・コムによれば、時価総額は20日に730億ドル(約8兆2900億円)に達した。イーサの時価総額は790億ドル。

  イーサが後退しているというわけではなく、その時価総額は10月末以降に500億ドル増えた。ビットコインは同期間にほぼ3倍になり、3000億ドル弱に膨らんだ。

  仮想通貨の普及に貢献し「ビットコイン・ジーザス」として知られるロジャー・バー氏は「取引にかかる時間が短くてコストが低く信頼できるバージョンとそうでないバージョンのビットコインがあればどちらが使いやすいかは誰でも分かる」と話し、ビットコインが最大の仮想通貨でなくなる日が訪れるとの見方を示した。

Flippening 2.0

Bitcoin spinoff gains on crypto cousin ether

Source: Coinmarketcap.com

原題:Ether’s ‘Flippening’ About to Flop as Bitcoin Cash Closes In(抜粋)

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