ICO、発行者の売り抜け制限 不正防止の仕組み開発
仮想通貨に関する技術開発を手掛ける一般社団法人の分散技術総合研究所(東京・港)は仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)の透明性を高める仕組みを開発した。企業がICOの際に発行する「トークン」と呼ぶデジタル権利証の売り抜けを制限するのが特徴。発行者が責任を持ち事業に取り組む環境をつくり、ICO市場の健全な発展を支える。
同研究所は2018年1月に開発した仕組みを公...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り525文字