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ビットコネクト、閉鎖にもかかわらずICO計画-ねずみ講との批判

  • BCCは15日以降に95%値下がり-保有者は詐欺だと批判強める
  • 取引所は18日に「通常通り」営業するとウェブサイトで説明

仮想通貨BCCを発行するビットコネクトは、仮想通貨取引所と貸し付け業務を閉鎖すると発表したにもかかわらず、別の新規仮想通貨公開(ICO)による資金調達を計画している。

  BCCは15日以降に95%値下がりしており、BCC保有者はツイッターやレディットなどのソーシャルメディア上で詐欺だと批判を強めている。新たな投資家から資金を集めることで前の投資家に支払うねずみ講だとの指摘もある。

  ビットコネクトは17日、ウェブサイト上で、BCCの反発予測を示すとともに、取引所は18日に「通常通り」営業すると記した。16日の発表では、米国の2州から業務停止通告書を受け取ったことやハッカー攻撃が閉鎖の理由と説明していた。

  ウェブサイトにアクセスすると、「ビットコネクトX」というサイトに誘導されるようになっており、ICOへの参加を勧められる。購入できるのは米国外の投資家だとしている。

  ウェブサイトを通じてビットコネクト側にメッセージを17日送付したが、返答はなかった。

原題:Crypto Lending Site’s Shutdown Renews Ponzi Scheme Claims (1)(抜粋)

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