韓経:ついに死を招いた「仮想通貨狂風」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 09:25
「仮想通貨狂風」以降、政府の規制が本格化したことから、相場急落にともなう投機後遺症が続出している。仮想通貨価格墜落で大きな損失を被った大学生が自ら命を絶つ事件まで発生した。
1日、釜山(プサン)・釜山鎮(プサンジン)警察署によれば前日午前7時50分頃、釜山鎮区のマンションでA氏(20)が死亡しているのをA氏の母親が発見し、警察に通報した。遺書は発見されなかったが、警察関係者は「他殺の情況はなく、自殺と推定される」と伝えた。A氏はソウル地域の名門大学2年生で昨年1学期を終えた後に休学して故郷の釜山に戻り、10月から釜山のある区庁で社会服務要員として勤めていた。
A氏は休学後、昨年8月から両親からの生活支援金や小遣いなど2000万ウォン(約204万円)を仮想通貨に投資し、一時は2億ウォン余りまで金額が増幅した。しかし、昨年末から仮想通貨の相場が継続的に暴落し、元金までほとんど失っていたことが分かった。