仮想通貨に関する総合ニュースサイト「ビットプレス」

  1. トップページ
  2. >仮想通貨ニュース
  3. >TV/イベント
  4. >【イベントレポ】ブロックチェーンスタジオHashHubオープン記念「HashHubカンファレンス2018」

仮想通貨ニュース

【イベントレポ】ブロックチェーンスタジオHashHubオープン記念「HashHubカンファレンス2018」

キーワード
HashHub

 ブロックチェーンスタジオ「HashHub」を運営する株式会社HashHubは、2018年7月21日(土)に東京大学・伊藤謝恩ホールで「HashHub Conference 2018」を開催。今回bitpressは後援として運営サポートで当イベントに携わらせていただきました。



会場には一般参加者、メディアあわせて400名以上の参加となり、暗号通貨・業界における現状概観から規制、セキュリティ、そして未来・社会への影響までといった多彩なセッションが展開されました。

■参加者属性

まず今回のイベントに参加申し込みをされた方の属性より。



年齢層は10-30代で7割強を占め、40代まで含めると約9割。職業で注目は経営者層、会社役員、学生の比率。




ついで暗号通貨(仮想通貨)について。仮想通貨についてフォローし始めた時期は2017年以前で約51%、2015年以前も25%を占める。そしてその保有率は約85%が保有し、以前持っていたも含めると約90%近くに。


■メインセッション風景より


ここからはメインホールにおける各セッションを写真で振り返っていきます。


「主催者ご挨拶&日本の暗号通貨業界の歩み」


「オープニング:日本の暗号通貨業界の歩み」東 晃慈(株式会社HashHub CEO)
主催者挨拶より。

「暗号通貨市場の概観と今後の投資トレンド」


「暗号通貨市場の概観と今後の投資トレンド」佐々木 徹氏(株式会社ファムCEO)
暗号通貨トレード市場は17年に熱狂し、18年に急落。現状をデータから俯瞰しつつ、この要因と投資家やトレーダーが今後注視すべき機関投資家の動向に迫る。

「ブロックチェーン技術トレンド概観」


「ブロックチェーン技術トレンド概観」畑島 崇宏氏(野村総合研究所上級システムコンサルタント)
ビットコイン、イーサリアムを中心とした、最新の技術トレンドやスケーラビリティソリューションの概要について。またプライバシー、オンチェーンスケーリングなど他暗号通貨の動向や抑えておくべき技術トレンドを網羅

「BitcoinとEthereumの技術アプローチ比較とスケーラビリティソリューションの考察」


「BitcoinとEthereumの技術アプローチ比較とスケーラビリティソリューションの考察」
ジョナサン・アンダーウッド氏(ブロックチェーン大学校 校長)
松本 勇気氏(株式会社Gunosy CTO)
日向 理彦氏(株式会社フレセッツ CEO)
モデレーター:宮本 丈氏(ブロックチェーン技術者)
Lightning Network,Sidechain,Plasmaなどの技術の現状や課題、今後などについて最新の技術に精通する開発者の視点から深堀りする

「仮想通貨取引所とセキュリティー」


「仮想通貨取引所とセキュリティー」杉井 靖典氏(カレンシーポート株式会社 CEO)
仮想通貨取引所とセキュリティー問題の事例を交えながら、仮想通貨交換業者の業務の一端、運用、セキュリティーについて課題や解決方法を考察する

「規制と税制が日本の暗号通貨業界に与える影響」


「規制と税制が日本の暗号通貨業界に与える影響」
長瀨 威志氏(アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士)
斎藤 創氏(創法律事務所)
柿澤 仁氏(ブロックチェーン会計士)
沼澤 健人氏(株式会社Aerial Partners代表取締役)
モデレーター:後藤あつし氏
コインチェック事件後の仮想通貨に対する規制の動きを振り返りながら、パネルディスカッション形式で『現状の規制の動きは国内の暗号通貨業界の発展を阻害しえるか?』や『税制改正への動き』等のトピックについて議論

「起業家によるブロックチェーン時代のアプローチ」


「起業家によるブロックチェーン時代のアプローチ」
國光 宏尚氏 (株式会社Gumi 創業者&代表取締役会長)
有安 伸宏氏(エンジェル投資家)
モデレータ:平野 淳也(株式会社HashHub 共同創業者&COO)
web2.0からweb3.0へ、起業家や投資家の位置付けはこれからどのように変わるか。個人のエンパワーメントやオープン化する世界等、ブロックチェーンが変えていくトレンドに起業家視点から切り込むパネルディスカッション

「暗号通貨、ブロックチェーンの限界とその先」


「暗号通貨、ブロックチェーンの限界とその先」
岩村 充氏(早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授)
斉藤 賢爾氏(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員)
モデレーター:東 晃慈(株式会社HashHub CEO)
ビットコインが社会にもたらした変化や意義、革新性は何だったのか?アカデミックの中立な視点から見た時の、ビットコインをはじめとした暗号通貨、ブロックチェーンの課題や限界について議論しながら暗号通貨、ブロックチェーンが行きつく先を探るパネルディスカッション


「セカンドレイヤー、クロスチェーンが拓く新しい暗号通貨エコシステム」大石 哲之氏(日本デジタルマネー協会 理事)
セカンドレイヤー、クロスチェーンの技術はなぜ重要なのか?セカンドレイヤーなどの進展により、今後暗号通貨の世界に何が起きるのかを予測し、数年後、10年後の暗号通貨の未来と社会への影響を考える

※イベントの内容自体は後日一部動画としてコインストリートなどでアップロード予定です


■参加者の声・反応「#HashHub2018」

ブロックチェーンというコアなイベントにも関わらず当日イベントの「#HashHub2018」はトレンド入りで一時2位まで。


■メディア&参加者による当イベント紹介記事








■HashHubによるカンファレンス振り返り


8月のHashHubオープン後は本郷のコワーキングスペースでテーマや業界を絞ったブロックチェーン動向の勉強会や懇親会を開催していきますので公式サイトをぜひチェックください。

▼ブロックチェーンスタジオ「HashHub」公式サイト