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書籍「負債の網 お金の闘争史・そしてお金の呪縛から自由になるために」エレン ブラウン (著)

負債の網

私たちのお金は、どこからきて、どこへいくのか?

お金のシステム改革のすべてのプランである、通貨発行権、政府通貨、ヘリコプターマネー、公共銀行、イスラム銀行、無税国家、グラミン銀行、為替取引税、デリバティブ、などの方法を歴史的に再検討して、経済デモクラシーへの未来への道を指ししめす。政治経済を根底から変えたい方々の必読書

▼Amazonで購入する「負債の網 お金の闘争史・そしてお金の呪縛から自由になるために」

経済危機と格差社会はどうして生まれるのか?私たちはどうしてお金にふりまわされ、お金に縛られてしまうのか?お金のヒミツを解き明かし、そこから自由になる方法を提示する本格的な「お金の思想書」。
利子付き負債のお金システムを超えるすべての方法を検証し、政府通貨、ヘリコプターマネー、ベーシックインカム、地域通貨、公共銀行、無税国家など通貨改革の基本的視座を再検討する。
「オズの魔法使い」という寓話の意味からケインズやマルクス、ハイエクを超える視点を読者にもたらす。
私たちの通貨制度に関する思い込みは間違っている。
私たちの通貨はすべて、硬貨を除き、「民営」連邦準備制度を含む民営銀行機関が拡張する融資という形で発行されている。諸銀行は元金だけを発行し、融資の利息を支払うための追加の通貨は発行しない。
利息分のお金を調達するためには新たな融資を際限なく受ける必要があり、こうしてマネーサプライが拡張され、物価が膨張し、あなたの通貨の本来の価値が強奪される。
『負債の網』はこの詐術を丁寧に解きほぐし、私たちが今直面している金融の闇を明解に描き出している。
その上で、米国において最も優れた経済思想に根ざした代替案が提示されてもいる。個人や国家の金融安全保障にご興味のある方は必読の一冊である。

エレン・H・ブラウン (エレンブラウン) (著)
1945年生まれ。米国ロスアンゼルス在住。作家、弁護士、社会活動家。弁護士活動を通して現在に至るまで12冊の本と400以上のエッセイを発表。
初期は、食生活や医療問題に関する評論を執筆していたが、2007年に本書を発表後、政治経済問題へと関心を移す。2011年に「公共銀行制度研究所」を設立し、2013年『The Public Bank Solution (公共銀行という解決策)』(未邦訳)を発表。
また、ケニア、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグアでの11年間の海外生活から発展途上国の問題点にも関心を深める。現在に至るまで世界各国でインタビューに答えるなど精力的に活動を続けている。

早川健治 (ハヤカワケンジ) (訳)
朝は「ベーシックインカムさえあれば人や社会に本当に役に立つことができるのになあ」とぼやきつつ会社に行く契約社員、夜は「さあこれから本当の仕事が始まるぞ」とつぶやきつつノートパソコンを開く翻訳者。
「スウィーニー薬局」読書会担当、「ベーシックインカム・アイルランド」広報担当。和訳作品では、ロビン・コリングウッド著『哲学の方法について』、
同『精神の鏡、知識の地図』、フロスティ・シガーヨンスソン著『通貨改革――アイスランドのためのより優れた通貨制度』。英訳作品では、多和田葉子著『Opium for Ovid(変身のためのオピウム)』。