書籍「仮想通貨革命で働き方が変わる」野口 悠紀雄(2017/10/19発売)
もう会社がすべてではない!
経済原理を活用すれば、社外の人材のほうがハイパフォーマンスになる
組織に縛られていたら、創造的な成果は出せない。本当の「働き方改革」は組織に依存せずに働くことだ
生産性の高い働き方は、伝統的な製造業の場合とはかなり異なっている。IT先端企業など高度サービス産業では、組織に属さないフリーランサーが活躍し、革新的な成果をあげている。これはいわば、産業革命前の個人事業の時代への回帰といえる。われわれはいま、こうした意味で、経済活動の基本的な転換点に立っているのだ。
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著者:野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。著書に『1940年体制』(東洋経済新報社)、『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)、『「超」整理法』(中公新書)、近著に『英EU離脱! 日本は円高に対処できるか』『金融緩和で日本は破綻する』『期待バブル崩壊』(ダイヤモンド社)、『変わった世界 変わらない日本』(講談社現代新書)など多数。