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書籍「知っている人だけが勝つ 仮想通貨の新ルール」小島寛明,ビジネスインサイダージャパン取材班(著)

手を出すべきか、やめておくべきかーー迷っているすべての日本人に捧げる決定的指南書!
仮想通貨を巡るルールが大きく変わろうとしている。
ひとつは、価格を巡るルールだ。
代表的な仮想通貨であるビットコインの価格は2009年に取引が開始されて以来、何度かの暴落局面はあったものの、全体としては、ずっと上昇曲線を描き続けていた。これまで、仮想通貨を購入する人たちの「投資方針」は、信じて抱えておくことだった。ネット上では「ガチホ」(ガチでホールド)と呼ばれている。2017年には日本でも、実際に仮想通貨を信じてきた人たちの中から、1億円を超える含み益を抱える「億り人」が何人も誕生した。
しかし、2017年のブームは終わり、2018年に入って以降、価格の下落傾向が続いている。いまは価格が下がっていても、いずれは価格が上がる可能性があるしれないが、ガチホだけで多額の利益を出すことができた時期は、「古きよき時代」になった。
仮想通貨の売買で利益を出したいと考える人にとっては、株や為替と同様に、いつ買い注文を出し、いつ売り注文を出すのか、ジリジリとした判断が必要なフェーズに入った。

もうひとつは、仮想通貨間の競争だ。
現在、1500種類を超える仮想通貨が流通していると言われている。これまでは基本的に、ビットコインの値上がりに引っ張られる形で価格が形成されてきた。ビットコインが上がれば、ほかの通貨も値上がりする。これがルールだった。
しかし、このルールも変わろうとしてる。次は、本格的な仮想通貨間の競争だ。これまで、およそ10年かけて仮想通貨の「壮大な社会実験」が行われてきたと言われる。実験から、実生活に仮想通貨が入ってくるフェーズは間近に迫っている。

ゲームのルールが変わるとき、勝つのはいつも、新しいルールを熟知する人たちだ。

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小島 寛明
1975年生まれ、上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。2000年に朝日新聞社に入社、社会部記者を経て、2012年退社。同年より開発コンサルティング会社に勤務し、モザンビークやラテンアメリカ、東北の被災地などで国際協力分野の技術協力プロジェクトや調査に従事した。2017年6月よりビジネスインサイダージャパンを中心に記者として活動している。取材のテーマは「テクノロジーと社会」「アフリカと日本」「東北」など。

ビジネスインサイダージャパン取材班
アメリカのニューヨークに拠点を置くオンライン経済メディアの日本版。ミレニアル世代のビジネスパーソンを主なターゲットに、ビジネス、テクノロジー、働き方など幅広い分野のニュースを配信している。日本版は2017年1月に創刊し、2018年3月には外部配信先も含めた閲覧数が5000万を超えた。ビジネスインサイダーは現在、日本をはじめ世界17カ国で展開している。