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書籍「世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス」江田健二(著)

世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス

元Google米国本社副社長 兼 日本法人社長 村上 憲郎 氏 推薦!!
「電力ビジネスのデジタル化の全体像は、この本ですべて把握できる! 」


インターネットの巨人、グーグルが創業して20年。インターネットは、あらゆる業界に影響を与え続けています。ビジネスを考えていくうえで、もはやインターネットを無視することはできません。
そして、ブロックチェーンは、「インターネットの再来」と注目され、日に日に評価を高めています。「FinTech」という造語ができたように金融業界は、いち早く影響を受け始めていますが、エネルギー業界も避けることはできないでしょう。

「ブロックチェーンが本当にエネルギー業界で役に立つのか?」、「新しいビジネスモデルはどのようなものか?」、「将来の我々の生活やビジネスはどう変化するのか?」――。
本書は、技術的な説明を極力減らしました。エンジニアの方々向けの、いわゆるシステム構造ではなく、ビジネスマンの方向けにブロックチェーンのおかげで「私たちは、これまでにできなかった何が実現できるようになるのか」の理解に重きを置いています。
加えて、より具体的イメージしていただくため、世界の50以上のエネルギービジネスでのブロックチェーン活用事例を紹介しています。

「エネルギービジネス」は、「ブロックチェーン」で花開くと考えています。もちろん、将来に対する展望は人それぞれでしょう。解決策が見当たらない問題が山積のエネルギー業界で、「花開く」とは能天気と思われるかもしれません。
しかし、ブロックチェーンは、暗い暗い洞窟を照らす一筋の光明となり、私たちの社会をより良い方向に導く可能性があります。本書を通じて、社会とエネルギーの新しいモデルについて一緒に考えていけたら幸いです。

▼アマゾンで購入「世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス」

(目次)
第1章 ブロックチェーンは、ビジネスにおいて何を実現してくれるのか?
・ビジネスの世界で注目を集めるブロックチェーン
・ブロックチェーンが支える仮想通貨
・ブロックチェーンは、〇〇と〇〇の役割を担う
・信用の新しい形
・仲介者によるコントロールからの脱却
・ビジネスインパクト1:小さな価値の直接取引を実現
・ビジネスインパクト2:業務の効率化、業務の自動化(スマートコントラクト)
・ビジネスインパクト3:自分たちで証明書がつくれる?
・5つのユースケース
・ブロックチェーンが役立つ場面は?

第2章 新たに生まれる100兆円市場 急激な変化の渦中にあるエネルギー産業
・台頭する分散型発電
・負の連鎖に陥る送電網
・400社がひしめく電力販売
・経済的メリットを追求する欧米の国々
・再生可能エネルギー100%を目指す企業達 挑戦するアップル、グーグル、テスラ
・エネルギー市場で存在感を増す、中国・インド
・アジア・アフリカの未来は?
・世界のメガトレンド:「脱炭素化」と「デジタル化」
・日本初の「社会モデル」の世界展開へ!

第3章 ブロックチェーンとエネルギーの可能性、そして越えるべき壁
・エネルギー業界とブロックチェーンの親和性
・エネルギービジネスとブロックチェーンの可能性
・ブロックチェーンのウィークポイント
・立ちはだかる3つの壁
・ブロックチェーンは、どのように浸透するのか?
・ファーストステップ(2020~2025年)
・セカンドステップ(2025~2030年)
・サードステップ(2030年以降)

第4章 ファーストステップ:コスト削減、スピードアップ、そしてビットコイン 17社
・エネルギーデジタル化の鍵 スマートメーター
・電力会社は、販売単価競争からトータルコスト削減競争へ
・ビットコインなどの仮想通貨を活用した取り組み:7社
・スマートメーターなどの機器の効率化:4社
・ブロックチェーンの活用に関する基礎研究:6社

第5章 セカンドステップ:業界の垣根を越えて生まれるビジネスモデル 15社
・急速に普及するEV、蓄電池、IoT機器
・パッケージ化されるエネルギー
・EVとの連携:4社
・蓄電池・家電製品などIoT機器との連携:6社
・エネルギー企業同士での直接取引:5社

第6章 サードステップ:35年前の予言 エネルギービジネスの主役交代 19社
・「プロシューマー」が活躍する時代の到来
・新たな資金調達方法 ICO(アイシーオー)
・電気を売らない、電力会社の登場
・再生可能エネルギー普及に向けた取り組み:7社
・電力の個人間(Peer to Peer)取引:10社
・消費者とエネルギー市場の直接取引:2社
・【コラム】ブロックチェーンを使った電力ビジネスとは
大串康彦 株式会社エポカ 代表取締役社長

第7章 日本から世界へ 果敢に挑戦する企業
・大手電力会社での取り組み 東京電力 中部電力
・新規参入電力会社やベンチャー企業での取り組み ソフトバンク 楽天 エナリス デジタルグリッド
・【コラム】注目が集まるデジタル技術の活用、エナリスが進める電力×デジタルの取り組み
南 昇 株式会社エナリス 執行役員 経営戦略本部長
盛次隆宏 株式会社エナリス 経営戦略本部 経営企画部長
・【コラム】社会経済原理に基づく電力融通とは?ブロックチェーンを活用した「デジタルグリッド」が実現する未来
田中謙司 東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 システム創成学専攻(兼担)特任准教授

江田健二
1977年、富山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカーなどを担当。アクセンチュアで経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年に起業後、RAUL(ラウル)株式会社を設立。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人エコマート運営委員、一般社団法人CSRコミュニケーション協会理事、現職。
「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広く伝えること」、「デジタルテクノロジーとエネルギー・環境を融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを実施。