書籍「ビットコインはチグリス川を漂う――マネーテクノロジーの未来史」デイヴィッド・バーチ (著)
人が理解するマネーから、人を理解するマネーへ。マネーの誕生から現在までをたどり、ビットコイン後のマネー像を描きだす。
テクノロジーはマネーをモノから情報へと変えつつある。
スマートカード、スマホ、ビットコインなどだ。そうした新たなマネーは個人のアイデンティティー(同一性)と分かちがたく結びつくことになる。これらのテクノロジーはわれわれをどこに連れて行くのだろう?
最先端のマネーテクノロジーに精通したコンサルタントによる、歴史から近未来を予知する書。
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デイヴィッド・バーチ(David Birch)
コンサルト・ハイペリオン社取締役。サリー・ビジネス・スクール客員教授。金融イノベーション研究センター技術フェロー。電子認証と電子マネーの国際的権威。『Wired』誌のビジネス情報についての世界トップ15人に選出されている。
松本裕(まつもと・ゆう)
翻訳者。
訳書 マハジャン『アフリカ 動きだす9億人市場』(2009、英治出版)ウッドマン『フェアトレードのおかしな真実――僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た』(2013、英治出版)ディートン『大脱出――健康、お金、格差の起原』(2014、みすず書房)外山健太郎『テクノロジーは貧困を救わない』(2016、みすず書房)トンプソン『どうしても欲しい! ――美術品蒐集家たちの執念とあやまちに関する研究』(河出書房新社、2017)レヴィンソン『例外時代――高度成長はいかに特殊であったのか』(みすず書房、2017)ほか。