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BUIDL、仮想通貨交換業者向けのAML・CFT用対策ツール「SHIEDL」(シードル)開発

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BUIDL

 ブロックチェーン事業支援を行う株式会社BUIDLは、国際的な仮想通貨規制を踏まえて仮想通貨交換業者向けのAML (アンチ・マネー・ロンダリング) / CFT (テロ資金供与防止) 用のブロックチェーン分析ツール「SHIEDL」(シードル)を開発。



「SHIEDL」は、任意のブロックチェーンアドレスのリスクスコアを算出しAPIにて提供するツールで、各種機関から公表されている制裁対象国・組織等のアドレスに加え、機械学習を用いて各アドレスからのトランザクションの流れや、匿名化技術(コインミキシングサービス等)の利用状況などを分析し、各アドレスのリスクスコアを算出。入出金時のみでなく、継続的に関連アドレスを監視し、高リスクである事が判明した時には適切な対応が取れるよう取引所に通知します。

対応仮想通貨は当初BTC・ETH・XRPとなり、今後Ethereumの代表的トークン規格であるERC20や、他の仮想通貨にも需要に応じて順次対応していく予定とのこと。

“SHIEDL”開発に至った背景
2019年6月には、国際機関のFATF(金融活動作業部会)により、グローバル・スタンダードとなる仮想通貨規制の国際ルールが発表される予定です。
この動きは金融市場、及び仮想通貨業界に強く影響を及ぼすものであり、世界各国の仮想通貨取引所やサービス提供者は、資金洗浄やテロ資金供給防止のための具体的な対応を求められることが既定路線とされています。言い換えれば、仮想通貨を取り扱う全ての事業体は、AML/CFTへの対策が必須なものとして監査の目が入ることになります。

このような状況のなかBUIDLでは、まだ国内でAML/CFT対策に特化したツールが出てきていない現状も踏まえ、仮想通貨の健全な取引の実現と業界の発展に寄与すべく、“SHIEDL”を開発いたしました。

▼株式会社BUIDL公式サイト