BUIDL、仮想通貨交換業者向けのAMLツール「SHIEDL」(シードル)を7/22に正式リリース
ブロックチェーン事業支援を行う株式会社BUIDLは、仮想通貨交換業者向けのAML (アンチ・マネー・ロンダリング) / CFT (テロ資金供与防止) 用のブロックチェーン分析ツール「SHIEDL」を2019年7月22日に正式リリース。対応通貨は当初の予定のBTC・ETH・XRPから、BCHABC・ETC・LTC・MONAを加えた合計7種類の通貨に対応へ。
AML/CFTツール“SHIEDL”特徴
1.機械学習を用いたネットワーク分析
機械学習を用いて各アドレスからのトランザクションの流れや、匿名化技術(コインミキシングサービス等)の利用状況などのパターンを分析し、人目では見極め困難な各アドレスのリスクスコアを算出します。
2.アドレスの継続的モニタリング
入出コイン時のみでなく、その後も入コイン元・出コイン先アドレスから派生するトランザクションを継続的に監視し、高リスクである事が判明した時には適切な対応が取れるよう取引所に通知します。
3.ブラックリスト随時更新
各種機関から公表されている制裁対象国・組織等のアドレスや、過去の事件への関与が認められるアドレスは高リスクなアドレスとしてリスト登録しており、新たな高リスクアドレスが公表された際にも機械化されたプロセスによって素早く対応することで、暗号資産(仮想通貨)交換業者の皆様の健全な運営をサポートいたします。
4.日本語完全対応
すでに海外において同様のブロックチェーンアドレスモニタリングツールは数種存在していますが、日本発のツールとして、日本語でのサポートを実施いたします。
5.マーケティングツールとしての活用
SHIEDLでは暗号資産の入庫元、出庫先のアドレスがどこの取引所のものか、もしくは個人アドレスから送られてきたものかなどまで判別いたします。
これまで可視化されなかった自社取引所や競合他社からの通貨の流れを分析することにより、自社が注力すべきサービスの検討など、マーケティング面において活用することも可能です。