近鉄GHD、あべのハルカスで仮想地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の社会実験実施
近鉄グループホールディングス株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:吉田 昌功、以下「近鉄」)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎 孝、以下「MRI」)は、フィンテックの核心技術であるブロックチェーン技術を活用した仮想地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の社会実験を、平成29年9月1日から「あべのハルカス」で実施します。
今回の社会実験は、近鉄と MRI が仮想地域通貨を発行するための新たなプラットフォームを構築するための第一ステップとして、ブロックチェーン技術を活用したシステムの技術的検証や、社会実装に向けた運用課題の抽出等を行うために実施するものです。
今後、近鉄では仮想地域通貨の発行機能と円や他の仮想通貨と交換できる取引機能とをあわせ持ち、自治体や他の企業等との連携も視野に入れながら近鉄沿線にさまざまな仮想地域通貨を展開していくことで、近鉄グループの各事業の強化とお客様や店舗の利便性向上に繋がる新たな沿線活性化モデルの実現を目指します。
MRI では社会実験の成果をもとに、近鉄と共同でブロックチェーン技術に経済成長を促す仕組みを実装した地域創生に資するイノベーションプラットフォームの確立を図ります。さらに、このプラットフォームを近鉄沿線以外の自治体等にも積極的に提供していきたいと考えています。
また、近鉄ハルカスコインを活用した新しいサービスの提供やお客様の利便性向上に関する検討については、近鉄と MRI に加え、株式会社三菱東京 UFJ 銀行とも協力し進めていきたいと考えています。近鉄は、今後も最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、お客様への新しいサービスの提供や利便性の向上を実現し、沿線の活性化につなげていきます。
また、近鉄ハルカスコインを活用した新しいサービスの提供やお客様の利便性向上に関する検討については、近鉄と MRI に加え、株式会社三菱東京 UFJ 銀行とも協力し進めていきたいと考えています。近鉄は、今後も最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、お客様への新しいサービスの提供や利便性の向上を実現し、沿線の活性化につなげていきます。
■社会実験の概要
1.発 行 者 近鉄グループホールディングス株式会社
2.実施期間 平成29年9月1日(金)から同年10月1日(日)まで
3.実験参加者 KIPS 会員の Web 申し込みによる抽選(募集人員 5000 人)
4.実験店舗 ・近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店(全体で約200店舗)
・展望台「ハルカス300」(入場券、展望台内店舗)
・あべのハルカス美術館(入場券)
5.通貨発行 現金 5,000 円に対し 10,000 コインを発行(1 コイン=1 円相当)
■近鉄ハルカスコインのイメージ
<支払画面イメージ>
※ 実験店舗で利用するタブレット端末は、株式会社NTTドコモが提供
▼あべのハルカスでのブロックチェーン技術を活用した仮想地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の社会実験を実施(PDF)
▼近鉄グループホールディングス公式WEBサイト