SEC長官、ブロックチェーンの発展に楽観的
米国証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン長官は12月11日、アメリカ上院銀行・住宅・都市問題委員会にて開催された公聴会において、仮想通貨やブロックチェーン、ICO(仮想通貨による資金調達)の将来性について言及し、ブロックチェーンの投資について「楽観的である」と発言した。た。
報告書によると、クレイトン長官同氏は、ブロックチェーン技術の発展について「資産形成を促進し、機関投資家・個人投資家双方に対して前途有望な、将来性のある投資機会を提供できると楽観的に捉えている」と発言し、またイノベーションの促進に肯定的な見方を示しした。
また、仮想通貨について「SECスタッフは他の規制当局の職員と定期的に会合し、追加の規制監視が必要な領域のを特定とし調整を行っているする」としたほか、ICOについて「注視しており、これまで多くの労力を割いて費やしてきた」、「ICOおよび仮想通貨に関するガイダンス公的声明を発行するために規制当局と同様に、協力してきた」と述べた。
同氏は12月6日に行ったSECの年間活動報告に関するスピーチにおいても、ICOについて言及しており、「起業家などにとって資金を調達するための有効な手段だと信じている。だが、新たな技術によるものとはいえ、ICOが有価証券に該当する場合は証券法を遵守しなければならないという原則がある」と発言していた。またSECは11月、ICOのガイダンスを公表している。