第1回「ビットコイナー」(bitcoiner)
【はじめに】
ご縁あり、bitpressさんで息抜きも兼ねて「暗号通貨業界特有の言葉」の解説コラムを始めることになりました!コラム名として「Cozy東のCryptopedia」提案された時は「この人たちは大丈夫なのだろうか?」と思いましたがあえてスルーしました。のでこのまま何もなかったかのように行きます。
(後日本当にこの名前でいいんですか?と逆に提示した側から突っ込まれたのはちょっと面白かったですが)
というわけで暗号通貨業界の人たちが当たり前のように使うけど、普通の人からしたら全く意味不明な言葉を華麗に解説していきます。
■解説「ビットコイナー(bitcoiner)」
このビットコイナーという言葉、暗号通貨界隈ではみんな日常用語のようにいたるところで使いますが、実際正確な定義は誰もわからないでノリで使っています笑
ビットコイン+erということなので、ビットコインを保有している人を総称してビットコイナーと言うこともあるとは思いますが、実際には様々な理由で「ビットコインに魅了された人たち」のことをビットコイナーと何となく呼んでいるのでしょう。
特に比較的古いビットコイナーは既存の金融システムや円やドルなどの法定通貨などに疑問を持つ自由主義者や、三度の飯より暗号と数学が好き、みたいな開発者などが多かったです。普通の常識で考えるとちょっと変な人も多いのですが、しばらく界隈をうろうろしていれば特に誰に聞くわけでもなく自然と「これがビットコイナーか~」というのはわかるようになります。
ビットコイナーになるには特に資格は必要ありません。まあ自分がビットコイナーだと思ったらあなたはもうビットコイナーなのです、多分。ちなみに職業は何ですか?という質問にビットコイナーですと回答すると、色々な意味でやばい人だと思われるのでやめといたほうがいいでしょう。
■活用・応用例
「フルタイムビットコイナー」
ビットコイン関連のことのみをして生きているビットコイナーです。ただし別にビットコイン関連の仕事をしていることが必須条件ではないので大部分ただの無職なのではないかという噂もあります。
「ビットコイナー反省会」
ビットコイン、その他の暗号通貨関連のコンテンツを提供する人気Youtubeチャンネルです。日本のビットコイナーは大体見ています。私が運営しています。(※宣伝ではありません)
▼Youtubeチャンネル:「ビットコイナー反省会」
■関連用語
「ビットコインマキシマリスト」
ビットコイナーの中にはビットコインマキシマリストとか呼ばれる、ビットコイン以外のコインを否定する人たちがいます。あまり好意的な意味で使われることは少ないです。
「手羽先コイナー」
名古屋に生息するビットコイナー達を愛とリスペクトを込めて手羽先コイナーなどと呼ぶことがあります。決して馬鹿にしているわけではありません。「何とかコイナー」というダサいニックネームをつけたりするのも暗号通貨界隈では頻繁に起こります。
「リップラー(Rippler)」
ビットコイナー以外にも○○er型の呼称が定着しているものにリップラーなどがあります。これも定義は定かではないですが、リップルやXRPを保有していたり応援している人をリップラーと呼んだりします。あとはノリです
【コージー東に解説して欲しい用語を大募集!】
仮想通貨界隈で使われている独特な用語、わかったフリしていませんか?はたまた間違った使い方をしていないでしょうか?そんなあなたの知りたい仮想通貨独特用語(クリプトワード)についてコージー東がわかりやすく(面白く)解説していきます。聞きたいワードがあればこちらからご投稿ください。