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米CMEグループ、イーサリアム価格情報の提供開始

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 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループは14日、英仮想通貨取引所のクリプト・ファシリティーズと提携し、ドル建てのイーサリアム(ETH)の参考基準価格及びリアルタイム価格を提供するサービスを開始した。14日より両社のサイトで情報を提供するほか、6月4日からCMEグループの市場データプラットフォームからもアクセスが可能になる。

参考基準価格は1日1回、日本時間0時から0時30分の間に、リアルタイム価格はほぼ毎秒、仮想通貨取引所クラーケン及びビットスタンプの取引量や注文動向に基づいて算出される。クラーケンはユーロ建ての取引量が世界最大の取引所、一方ビットスタンプは欧州で運営ライセンスを取得したことで知られている。これらの情報については、CMEグループやクリプト・ファシリティーズなどの専門家で構成されるビットコイン監督委員会が監視責任を負うという。

CMEが発表した14日(日本時間15日0時)の基準価格1ETH=730.52ドルに対して、日本時間15日14時時点のイーサリアム価格は1ETH=730.52ドルとほぼ変わらずでの推移となっており、今回の発表は特段材料視されていない。仮想通貨情報サイトのコインマーケットキャップによると、イーサリアムの取引量のうち、クラーケン及びビットスタンプが占める割合は約4%と非常に低く、今回の価格は実態にそぐわないものだと判断された可能性もありそうだ。

《DM》


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