イーサリアムのETN、ナスダック上場へ [アルトコイン評価ニュース]
イーサリアムにフォーカスした初めての投資商品が、ナスダック・ストックホルムに上場することが10月11日にアナウンスされた。
この商品はイーサリアムをベースとするETN(Exchange Traded Note、上場投資証券)で、イギリスを拠点とするCoinShares社が提供する。ヨーロッパでは2015年からビットコインのETNも流通しており、仮想通貨を伝統的な金融市場へ持ち出すというトレンドは今後も続く可能性がある。現在ビットコインやイーサリアムなどの複数の仮想通貨をバスケットにした投資商品はいくつか存在するが、今回のイーサリアムETNによって、投資家はイーサリアムだけにフォーカスして投資することが可能となる。
今年6月、ヨーロッパにおけるビットコインETNの運用資産残高(AUM、Assets under management)は60日間の間に5000万米ドルから1億米ドルへと急成長したと報道され、その需要が大きく高まっていることが報道されていた。今後、イーサリアムのETNがヨーロッパ市場でどのように普及していくかが注目される。
《SI》