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来年に向けた物色がじわじわと進む

8時40分時点でビットコイン価格は、フィスコ仮想通貨取引所で1,614,900円、Coin Market Capでは14,143.10ドル。



ビットコインはやや売り優勢ながら、朝方から横ばいでの推移が継続している。一方、時価総額上位10位の仮想通貨は、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)を筆頭に全通貨が前日比プラス圏で推移している。足元の値動きで個人投資家の様子見ムードは強まるなか、来年に向けた物色がじわじわと進みつつあるようだ。

国内では、「三菱UFJ信託銀行は仮想通貨を委託者の財産と別勘定で扱う信託とする世界初の手法を開発し、17年12月に特許を出願。金融庁が仮想通貨を信託の対象になる財産の一種として認めれば、三菱UFJは18年4月にもまずは、ビットコイン向けにサービスを始める」と一部メディアが報じている。

価格急落による損失リスク自体は避けられないものの、利用者は取引所の破綻や犯罪リスクから遮断されることに繋がる。仮想通貨では、利用者保護の仕組み不足が指摘されることも多かったことから、こういった動きは安心感を高めていくポジテティブな材料と捉えることができるだろう。

また、東京都が分散型台帳技術「ブロックチェーン」の海外企業を誘致・育成するといった動きも伝わっている。トヨタ自動車<7203>など国内大手企業20社が指導役となり、20カ国46社から成長性や技術力を背景に選ばれた8社をの新たなビジネスプランを策定するようだ。こういった動きも仮想通貨関連の見通しを明るくしそうだ。

※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Capを参照。なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。あらかじめご了承ください。

《WA》


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