【ビットプレスまとめ】7月23日分岐(ソフトフォーク)への各取引所対応について
「8月1日ビットコイン分岐危機に向けた各取引所対応について」お知らせのあった“ビットコイン・プロトコルの分岐”に関し、その一部が当初予想されていた8月1日から繰り上がり、7月23日に発生することを受け、日本仮想通貨事業者協会(JCBA)に加盟する仮想通貨交換業者13社は、当該分岐の対応について以下の通り変更へ。
▼日本仮想通貨事業者協会(JCBA):8/1に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応(その2)
▼日本仮想通貨事業者協会(JCBA):リリース内容についてのご質問とご回答について【UPDATE!】
■7月23日に生じる分岐(ソフトフォーク)への対応
- ソフトフォークの発生に合わせ、ビットコインの受け入れ及び引出受付を停止
- 停止はソフトフォークの発生前に行うこととし、その日時については各会員の判断による
- お客様への停止の予告については、会員各社のホームページあるいはメール等の連絡手段を通じて行う
- 受け入れ及び引出受付の再開につきましては、お客様に対し各会員より、別途、ご案内
■各社対応・リリースまとめ
ここでは各社からのリリースなどをまとめます(確認次第順次追加)。詳細は各社リリースをお読みください。
会社名 | 詳細&リリース | 停止日時 |
---|---|---|
コインチェック | 7/23に起こり得る分岐に係る対応方針と一部機能の停止について | 2017/7/23 12:00 |
8/1「Bitcoin Cash」に係る対応方針と一部機能の停止について | 2017/8/01 20:00 | |
テックビューロ | 8/1に予期されるビットコイン分岐リスクに向けた対応(その2) | 2017/7/23 12:00 |
ビットポイントジャパン | 8/1に予期されるビットコイン分岐リスクに向けた対応(続報) | 2017/7/23 16:00 |
BTCボックス | 7/23に生じる分岐(ソフトフォーク)への対応 | 2017/7/23 12:00 |
ビットバンク | 分岐に伴うビットコイン入出金停止に関する変更 | 2017/7/23 12:00 |
バイクリメンツ | 7/23に起こり得る分岐に係る対応方針 | 2017/7/23 10:00 |
東京ビットコイン取引所 | 8/1に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応(続報) | 2017/7/23 00:00 |
ビットトレード | 分岐に伴うビットコイン入出金停止に関する変更 | 2017/7/23 12:00 |
GMO-Z.comコイン | ビットコイン受け入れ及び引出の受付停止の日程変更~ | 2017/7/23 12:00 |
CAMPFIRE | ビットコインの分岐に起因するビットコイン入出金停止のお知らせ | 2017/7/23 12:00 |
フィスコ仮想通貨取引所 | ビットコイン分岐リスクに向けた対応について(その2) | 2017/7/23 12:00 |
【日本仮想通貨事業者協会(JCBA)加盟13社】
ビットバンク、ビットポイントジャパン、QUOINE、フィスコ仮想通貨取引所、コインチェック、BTCボックス、テックビューロ、GMO-Z.comコイン、CAMPFIRE、ビットトレード、バイクリメンツ、東京ビットコイン取引所、みんなのビットコイン
■8月1日に生じる分岐への対応
日本仮想通貨事業者協会(JCBA)のリリースから引用いたします。
7月23日に発生する分岐に続き、8月1日にはハードフォークによる分岐が発生する可能性があります。
このハードフォークにより既存のブロックチェーンでは引き続きビットコインが取り扱われる一方、新たに形成されるブロックチェーンでは、ビットコインキャッシュと命名される予定の新しい仮想通貨が取り扱われることが計画されています。
新たに形成されるブロックチェーンにおいては、ビットコインと同数のビットコインキャッシュが新たに発生することになります。各会員がお客様から預かっているビットコインに関し、このハードフォークによって新たに発生するビットコインキャッシュが誰に帰属するかは、各会員の規約等によって定められます。
なお、当該会員が、ビットコインキャッシュによる売買取引を取り扱わない場合には、ビットコインキャッシュがお客様に帰属するものとされている場合であっても、お客様は、当該会員から、ビットコインキャッシュを引き出して、ビットコインキャッシュを取り扱う他の仮想通貨交換業者に移して取引を行うことが必要となります。
以上のことから、本協会では、会員に対し、次の対応を要請しています。
【1】ハードフォークにより発生するビットコインキャッシュが誰に帰属するものとするか、および、お客様に帰属するものとする場合にあっては、その割り当てる数量又は割合等をどのように決定するか等について、8月1日以前に、公表し、伝達すること。
【2】ビットコインキャッシュの売買取引の取り扱いを行うか否かについて、速やかにお客様に伝達すること。
【3】ビットコインキャッシュの売買取引を取扱うこととする場合には、取引に適した仮想通貨であるか必要な検証等を行い、判断すること。
【4】ビットコインキャッシュの売買取引を取り扱わないこととする場合には、本件ハードフォーク発生後速やかにお客様の引出しに応じること。
【5】ビットコインキャッシュの売買取引を取り扱う場合には取引開始日時、取り扱わない場合には引き出しの受付開始日時について、お客様に予め伝達すること。
<その他>
8月1日に予想されるハードフォークが発生した場合には、ビットコインに加えて同数のビットコインキャッシュが発行されることとなりますが、新たに発行されたビットコインキャッシュの保有者が誰になるかは各会員とお客様との間の契約に基づき決定されますので、お客様ご自身が8月1日時点でどの程度ビットコインキャッシュを保有することとなるかについては、会員が発信する情報等により、ご確認ください。なお、この分岐によってビットコインの価格が必ずしも半分になるわけではなく、一方、ビットコインキャッシュの価格が必ずしも分岐前のビットコインの価格の半分から始まるわけではありません。この分岐の後、双方の仮想通貨は、それぞれ別の仮想通貨として独自に価格が形成されますので、お客様の保有資産の総評価額がどのような額となるのかは予想が困難です。
なお、 仮想通貨によるいわゆる信用取引や証拠金取引などのデリバティブ取引においては、ビットコインキャッシュの受け払いが困難な場合があります。この場合、その相当額について金銭を授受することをもって清算することがあります。具体的な取扱いについては、お取引いただく会員からの情報をご確認ください。