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[書籍] 「仮想通貨脱税」佐藤弘幸 (著)

仮想通貨脱税

作家・橘玲氏も推薦!!マルサを超える国税最強部隊「資料調査課」出身の著者が描く緊迫の金融小説が誕生!

仮想通貨のマーケットテイカーで、大口取引者を指す「クジラ」とも呼ばれる北条悟は、マルチネットワークグループのリーダー・豊丸にアルトコイン「ビリオネアトークン」のICOをもちかけ、14億円もの巧妙な脱税スキームを企てる。
一方、東京国税局課税第一部の高松と菅野は、セミナーで多数の会員を募り、勢力が急拡大している「ビリオネアトークン」に危機感を抱き、違法な税金対策を打ち崩すべく調査を開始する――。

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(本文より)
「仮想通貨で儲けた奴のことをなんて呼ぶか知ってるか」?菅野が首を傾げると、「『億り人』って言うらしいぜ。気が利いてるようで、なんだか胸糞の悪いダジャレだよな」「まったくです」菅野は苦い顔をした。「脱税しておいて『億り人』を名乗る奴なんざ、我々が追徴課税という名の冥界への『おくりびと』になってやりましょう」

佐藤弘幸
1967年生まれ。プリエミネンス税務戦略事務所代表。税理士。
東京国税局課税第一部課税総括課、電子商取引専門調査チーム、統括国税実査官(情報担当)、課税第二部資料調査第二課、同部第三課に勤務。主として大口、悪質、困難、海外、宗教、電子商取引事案の税務調査を担当。2011年、東京国税局主査で退官。
初の著書となった『国税局資料調査課』(扶桑社)は、当時、マルサを超える国税局内の最強部隊「資料調査課」の実態を明かした内容が現役の国税実査官や富裕層の間で話題を呼んだ。後に『税金亡命』(ダイヤモンド社)、『富裕層のバレない脱税「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで』(NHK新書)を上梓し、本書は『税金亡命』に続く2冊目の小説作品となる。TV、雑誌のコメンテーターとしても活躍中。