ハウステンボス株式会社（長崎・佐世保市）は、独自の電子通貨「テンボスコイン（仮称）」を利用した決済システムの実証実験を12月中旬から約3ヶ月間、1300名の従業員を対象に開始。電子通貨の導入により、キャッシュレス化によるサービス向上を図ることで、来場者の利便性を高め、より楽しめる環境づくりを目指すとのこと。

将来的には「テンボスコイン」を円やドル、ビットコイン等との両替可能な「仮想通貨」とすると同時に、世界初の「金本位制に基づく仮想通貨※」とする計画。

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※実際に発行される「テンボスコイン」が同等の金に裏付けられているシステムで、ハウステンボスではすでに1トンの金（約50億円相当）を所有しています。なお、所有する金の一部を公開する施設「黄金の館」が12月16日に新登場します。本物の純金に触れられる日本最大級の総額8億円相当の金が輝く空間をお楽しみください

■テンボスコインの実証実験について

実証実験を行う「テンボスコイン」は、スマートフォンの無料アプリを活喩した電子通貨プラットフォーム（※１）で運用される電子通貨です。場内の指定の場所で「テンボスコイン」をチャージ（1テンボスコイン＝1円）して、現金を使わずにハウステンボス内で食事や買物の決済ができます。

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このたび、ハウステンボスの従業員約1300名を対象に、社員食堂をはじめ、場内レストランや物販店舗で12月中旬から約3ヶ月間実証実験を実施。
（※1）株式会社アイリッジが提供する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」

■今後の展開について

本実証実験を通じて、ユーザーの利用を想定し、利用シーンや技術・セキュリティ面での課題を抽出し、本格運用に向けて改善を行っていきます。また、ハウステンボスに留まらず、電力小売り事業を展開する「HTBエナジー」をはじめ、グループ会社のほか、周辺地域の事業者が「テンボスコイン」に参画できるようにブロックチェーンプラットフォーム技術の検証も予定。

将来的には「テンボスコイン」を、円やドル、ビットコイン等との両替可能な「仮想通貨」とすると同時に、世界初の「金本位制に基づく仮想通貨」として運用する計画とのこと。

▼ハウステンボス、世界初金本位制に基づく「仮想通貨」創設を視野－社員対象に電子通貨の実証実験を（PDF）
▼ハウステンボス公式サイト

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