マーキュリー、イーサセキュリティと業務提携しNEM・Wavesの仮想通貨マイニング事業開始
株式会社セレスの子会社である株式会社マーキュリー(以下マーキュリー)は、11 月末より「NEM(ネム)」、12 月中旬より「Waves(ウェーブス)」においてマイニングを開始。マイニングシステム構築にあたっては、株式会社イーサセキュリティ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加門昭平、以下イーサセキュリティ)と業務提携を行い、共同で構築、運用を行う。
■マーキュリーにおける仮想通貨マイニング
マーキュリーで行うマイニング事業では、ビットコインやイーサリアムのようなプルーフ・オブ・ワーク(POW)ではなく、プルーフ・オブ・ステイク(POS)によるマイニングを実施。POS でのマイニングは「保有による証明」方式といわれる合意形成アルゴリズムで、フォージング(鋳造)とも言われており、POW に比べて消費電力が少なくて済むなどの利点があります。
NEM におけるマイニングは「ハーベスティング」と呼ばれ、プルーフ・オブ・インポータンス(POI)という独自の方法を用いており、各ノード(接続点)における「重要度」の指標がハーベスティング成果に影響することが特徴。マーキュリーにおけるハーベスティングは、通常ノードの上位版とも言える「スーパーノード」を活用したものに。
Waves におけるマイニングは「リーシング」とも呼ばれ、特定のノードに Waves をリース(貸し出し)することで、対価として Waves を受け取れる仕組みです。NEM と同様に、Waves ネットワークへの貢献を果たすことで、リーシング報酬を得るという仕組み。マーキュリーでは「フルノード」と呼ばれる形でのリーシングを行う形。
▼セレス、子会社マーキュリーにおいて「NEM」・「Waves」の仮想通貨マイニング事業開始(PDF)
▼セレス公式サイト
▼イーサセキュリティ公式サイト