関西電力、豪パワーレッジャー社とブロックチェーンを活用した電力直接取引プラットフォーム実証研究開始
関西電力は、電力の消費者とプロシューマー(※)が、太陽光発電によって生じた余剰電力を直接取引する実証研究を、2018年4月25日より、豪州パワーレッジャー社と共同で開始。
※自身で発電した電気を消費し、余剰分は売電する生産消費者のことであり、生産者(Producer)と消費者(Consumer)とを組み合わせた造語。
1.実証研究の概要
関西電力の巽実験センターにおいて、太陽光発電設備が設置されたプロシューマー宅で発生した余剰電力を、同実験センター内の複数電力消費者宅へ送電し、各住宅に設置したスマートメーターを通じて得られた電力量やそれに伴う料金について、パワーレッジャー社の電力P2P取引システムにより、プロシューマーと電力消費者の間で、仮想通貨を用いて模擬的に取引を行い、その結果を検証。
2.期間
2018年4月24日~2019年3月31日
3.実証研究の概要図
▼豪州パワーレッジャー社とのブロックチェーン技術を活用した電力直接取引プラットフォーム事業に係る実証研究の開始について
▼関西電力公式サイト