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フィスコ子会社のネクスグループ、11月より岩手県花巻市にて「マイニング事業」を開始

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 株式会社フィスコの連結子会社である株式会社ネクスグループは、2018年11月上旬より本社のある岩手県花巻市にて「マイニング事業」を開始。マイニングには ASIC(特定用途向け集積回路)を利用、Equihash algorithm に対応したコイン(BitcoinGold、Zcash、ZenCash、Hush など)のマイニングを、マイニングプールを利用して行うとのこと。マイニング機器の購入、その他設備投資に約 1,000 万円の支出を予定。


花巻でのマイニング事業イメージ


■花巻市でマイニング事業を行う意味
通常マイニング事業を行うために、マイニング機器の発熱を抑えるための、相当数の冷却ファンや空調設備、またそれらを設置するスペースや稼働させるための膨大な電力が必要とされており、これらの問題をいかに効率よく低コストで抑えるかが事業のポイントとされています。
岩手県花巻市は寒冷地となり、冬場は氷点下まで気温が下がり、夏場の平均気温も 23.8 度(出典:気象庁)と低く、1 年を通じてその大部分を自然換気による冷却に頼ることで電気代の大幅な低減が見込めます。また、岩手県における再生可能エネルギーのポテンシャルは全国で2位となっており、特に風力発電、地熱発電では非常に高いポテンシャルを持っております。将来的には、この様な豊富な再生エネルギーを利用した安価な電力調達も視野に入れていく予定です。

もう一点は、マイニング機器により排出される熱を、当社の農業事業 ICT「NCXX FARM」へ活用していきます。NCXX FARM では 1 年を通してビニールハウスによるミニトマトの栽培を行なっており、冬場は外気が氷点下となるため、24時間ヒーターを稼働しビニールハウス内を野菜の育成に最適な温度に保っております。マイニング機器も24時間稼働しておりかなりの高熱を発するため、この熱を利用することで冬場の暖房費の削減をおこないます。

▼ネクスグループ、新規事業(マイニング事業)開始に関するお知らせ(PDF)
▼ネクスグループ公式サイト