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GMOインターネット、ビットコインマイニング事業でトークンセール(ICO)実施を検討

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 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業において計画している「次世代マイニングボード」の外部販売を目的とし、来年度内を目処にトークンセール(ICO)の実施を検討開始。次世代マイニングボードを購入する手段としてトークンを発行する方針、とのこと。

■GMOインターネットの仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業について

 GMOインターネットは、一部外部向けの販売を計画している「次世代マイニングボード」の販売において、来年度内を目処にトークンセール(ICO)の実施について検討。 本トークンセールは、資金決済に関する法律や金融商品取引法をはじめ、現行法制度の下で適用される法令を適切に検討し、トークンの購入者の保護及び各ステークホルダーの利益に十分配慮した設計で実施するよう協議を進めていく、とのこと。

 ビットコインの採掘(マイニング)を行うためには、高度かつ膨大な計算処理が可能なコンピューターと、その稼働と冷却を行うための安定した電力の確保が必要となります。そこでGMOインターネットでは、マイニング事業への参入に向けて、以下を自社で用意するべく準備を進めています。

(1)マイニングを行う高性能のコンピューター「次世代マイニングボード」を実現するべく、半導体設計技術を持つパートナー企業と共同で、最先端の7nmプロセス技術を活用した半導体チップ(マイニングチップ)の研究開発を進めています。既存の同一性能のマイニングマシンと比較して大幅な省電力(500W以下)を実現できるうえ、計算性能においては1チップ当たり10TH/sを実現できる設計になっております。

(2)電力供給の面では、再生可能エネルギーの豊富な北欧に「次世代マイニングセンター」を設置することにより、クリーンで安価な電力を調達することで、コストを抑えた施設の運営を可能にします。

 また、(2)の施設の準備が整った後、2017年12月末を目処に、本格参入に先駆けて既製品のマイニング用コンピューターを用いたマイニングを開始いたします。
 なお、自社開発する「次世代マイニングボード」については、本事業の開始後に、一部外部への販売を行うことを検討しております。

■ビットコインマイニング事業の展開について

 ビットコインのマイニング事業において、2018年4月(予定)から自社マイニングを開始するほか、稼働状況に応じて以下を計画。

(1) クラウドマイニング事業(検討中)
個人や事業者の方が手軽にマイニングに参入できるサービスで、「次世代マイニングセンター」のマイニングリソース(計算量)を販売し、購入したリソースに応じマイニングの報酬をお支払いする仕組み。マイニングを行うための設備投資・運用が難しい個人や事業者でも、少額からマイニングに参画できる内容を検討。

(2) 次世代マイニングボードの販売(検討中)
マイニングチップを搭載したマイニングボードは製造後、「次世代マイニングセンター」で使用するだけでなく、一部外部への販売を行うことを検討。

(3) GMOコイン株式会社への仮想通貨供給
グループ会社であるGMOコイン株式会社(仮想通貨交換業登録番号:関東財務局長 第00006号)に対し、マイニングされたビットコインをはじめとする仮想通貨を供給する予定。これにより、GMOインターネットグループとして、仮想通貨市場の多様性やリクイディティ向上に貢献。

▼ビットコインマイニング事業でICOを活用、次世代マイニングボードの販売についてトークンセールを検討開始
▼GMOインターネット公式サイト